【G大阪】安部柊斗が古巣との試合でリーグ戦パナスタデビュー 警告に反省も持ち味発揮
<明治安田J1:G大阪2-0東京>◇22日◇第21節◇パナスタ
ガンバ大阪MF安部柊斗(27)が、リーグ戦でのパナスタデビューを果たした。
試合前の場内アナウンスで、サポーターから大きな拍手を受けた新戦力は、その期待通りの動きでチームを活性化した。序盤からチームメートがボールを持てば果敢に飛び出す動きを繰り返し、同32分には相手がクリアしようとしているボールに反応してファウルを受けてFKを獲得。これがFW宇佐美貴史の先制弾につながった。
下部組織で育ち、プロデビューも果たした古巣が相手だったことで、より力も入った。「FC東京サポーターにも成長した姿を見せたかった」と臨んだ試合では、開始直後にMF東慶悟から激しい当たりを受けて「ああ、こういう感じかと(笑い)」とスイッチが入った。自身が狙わることを察知しながらも、MF橋本拳人とも「負けたくなかった」と激しくぶつかり合った。同17分にイエローカードを受けたことで「なかなかそこから、激しくいくとか、自分のプレーができなかった」と反省も残る一戦となったが、18日の天皇杯に続くパナスタでのプレーでは、自身のスタイルを伝えるプレーを見せた。【永田淳】