横浜FC対広島 前半、ヘディングで先制ゴールを決める広島木下(右から2人目)(撮影・垰建太)

<明治安田J1:横浜FC0-4広島>◇22日◇第21節◇ニッパツ三ツ沢

サンフレッチェ広島がアウェーで横浜FCに4-0と大勝し、3試合ぶりの白星で3位に浮上した。

柏レイソルから加入したFW木下康介が移籍初ゴールを決めた。前半17分、左CKからMF新井直人がファーへ入れたボールを相手と競り合いながら頭で押し込んだ。190センチの長身を武器とする点取り屋が所属2戦目、アカデミー時代を過ごした古巣相手に結果を出した。

この先制点がチームに勢いをもたらし、同23分にGK大迫敬介からのロングフィードから相手DFが処理を誤り、裏抜けしたFW加藤陸次樹が右足でゴール。さらに同40分にはMF中村草太の浮き球パスから新井がヘディングで追加点。前半だけで3ゴールを挙げた。

この貯金を生かし、後半は攻め急ぐことなく落ち着いて試合を進めた。

そして後半29分、MF東俊希に代わって19歳MF中島洋太朗が登場した。4月2日の鹿島アントラーズ戦で左膝を負傷し、手術を受けて長期離脱していた。その鹿島戦以来の出場となった。

その1分後、中島の絶妙なスルーパスから木下が抜けだし左足シュート。GKメギオラーロの体に当たったが、リバウンドしたボールを頭で押し込み、自身この日2点目のゴールとなった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】加入2戦目の木下康介が移籍初含む2発!加藤、新井も続き横浜FCに4ゴール大勝