巨人対西武 5回を投げ6安打3失点でマウンドを降りた巨人の先発戸郷(撮影・たえ見朱実)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人0-5西武>◇22日◇東京ドーム

巨人戸郷翔征投手(25)が今季2度目の登録抹消となり、ファームで再調整を行うことが決まった。先発した西武戦は5回6安打3失点で6敗目を喫し、前回の15日オリックス戦(京セラドーム大阪)から2連敗。「大まかに言えばメンタル。攻めきれない、怖がりながら投げてるようでは1軍では勝ちはつかない」と敗因を探った。

初回、西武西川への初球でいきなり死球を与えた。無死一、二塁は無失点で切り抜けたが、2回に無死満塁から連続犠飛で2点を奪われ、3回にも3連打で追加点。カウントが不利になってから、変化球を強気に投げられない。4四死球も重なり、「こんなに悩みながら毎球投げたこともなかった」と首をかしげた。

開幕からの極度の不振で4月に2軍落ちを経験。5月の昇格後、復活の兆しとなる今季初勝利も挙げたが、再び暗転した。杉内投手チーフコーチは「(2軍では)テーマを持って投げさせたい」。戸郷自身は「必要なところを取り戻したい」と現実を受け止めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】戸郷翔征「怖がりながら投げてるようでは1軍で勝てない」5回3失点6敗目で2軍再調整