【広島】新井監督、交流戦12球団トップのチーム打率に「自信にしていい」勝率も5割/一問一答
<日本生命セ・パ交流戦:広島5-2楽天>◇22日◇マツダスタジアム
楽天に連勝して4カードぶりの勝ち越し。交流戦を勝率5割で終えた。
2点ビハインドの4回2死満塁から、投手森の代打策が奏功した。起用した中村奨が走者一掃の逆転打を放ち、決勝打となった。7回には坂倉の2点打で加点。先発森は4回2失点(自責1)で降板となったが、5回以降を中崎、島内、森浦、ハーン、栗林が無失点でつないだ。交流戦最終戦を白星で締めくくり、リーグ順位は2位タイとなった。試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。
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-中村奨選手、初球をひと振りで決めた
新井監督 本当に嫌な空気、重い空気だったんですけど、ひと振りで一気に変えてくれました。格好良かったですね、奨成。
-無死満塁から2死満塁となり、森投手に代打を選択した
新井監督 森も打ち取った当たりがイレギュラーし、エラーになって、かわいそうだったんですけどね。あそこは2アウト満塁になったら代打に行くと決めていました。森は今日、不運な面もありましたけど、次の登板また頑張ってもらいたいです。
-あの場面、他にも代打の候補がいた
新井監督 この間(19日ソフトバンク戦での代打弾)もいい結果を出している。ピッチャーのタイプにもよるけど、2死満塁になったら投手のところだったので「奨成で行くよ」というのはイニングの頭から言っていました。
-交流戦ではチーム打率が12球団トップと打線が活発だった
新井監督 パ・リーグの投手との対戦で、初見の投手が多い中、自分たちから攻撃的にどんどんスイングを仕掛けてくれた。得点を取れた試合も多かったので、自信にしていいと思います。また、(次の試合まで)ちょっと空くので、体を休めて、レギュラーシーズンに備えてもらいたいと思います。
-交流戦最終戦勝利
新井監督 いい日曜日になりました。満員のお客さんにいい試合を見てもらえて良かったです。