【巨人】リチャードが２軍戦で２試合連続本塁打、逆風切り裂く豪快弾にファンどよめく

オイシックス対巨人　第2打席の3回表2死で右本塁打を放つ巨人リチャード（撮影・小林忠）

＜イースタン・リーグ：オイシックス1－3巨人＞◇22日◇ハードオフ新潟

2軍調整中の巨人リチャード内野手（25）が、2試合連続アーチを放った。

イースタン・リーグのオイシックス戦に「4番三塁」で先発。3回表2死の第2打席で、元広島藪田和樹投手（32）から右本塁打を放った。高め直球を捉えた打球が逆風をものともせず右翼席に飛び込むと、2000人が集まったスタンドからはどよめきや歓声が上がった。

初回の第1打席でも2死三塁で先制の適時二塁打を放つなど、4打数2安打2打点の活躍。3－1勝利に導いた。前日21日の同戦では、5回2死一、二塁から右中間へ2軍降格後初アーチとなる3ラン。規格外のパワーを見せつけた。

ウエスタン・リーグでは昨季まで5年連続の本塁打王を獲得。しかしソフトバンクでは1軍に定着できず、5月12日にトレードで巨人に移籍。同月13日に移籍後初出場で本塁打を放ったが、その後は調子が上向かず2軍降格となっていた。