巨人対西武 6回表西武無死一塁、投前にバント犠打を決める武内(撮影・清水貴仁)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人0-5西武>◇22日◇東京ドーム

西武が18年6月8日以来7年ぶりに敵地東京ドームでの巨人戦に勝利し、同一カード3連敗を阻止した。交流戦は10勝8敗と勝ち越しで終えた。

先発武内夏暉投手(23)が投打で活躍した。0-0の2回無死満塁、巨人戸郷の2球目148キロ直球を捉えて右犠飛を放ち、プロ初打点となる先制点をもたらした。後続も続いて2回に2得点。3回には源田、6回には滝沢に適時打が飛び出し、6回までに4点リード。最終回にも1点を追加し、5月28日楽天戦(ベルーナドーム)以来となる5得点目を挙げた。

武内は序盤は制球に苦しむも、4回以降に出した走者は死球による1人のみと尻上がりの投球。ツーシームなど多彩な変化球を武器に打たせて取る投球で、6回4安打無失点で3勝目をつかんだ。

7回には、2番手エマニュエル・ラミレス投手(30)が2死一塁から連続四球で1発出れば同点の2死満塁を招いたが、泉口を2球目スプリットで投ゴロに仕留めた。この日は先発と中継ぎ陣の無失点リレーでリードを守り抜いた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】7年ぶり東京D巨人戦白星 武内夏暉が先制犠飛&6回0封で3勝目 交流戦は勝ち越し