阪神対ソフトバンク 7回裏阪神無死一、三塁、三走大山は代走熊谷に代わりベンチへ引き上げる。右は次打者坂本(撮影・上山淳一)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神1-3ソフトバンク>◇22日◇甲子園

阪神が交流戦優勝を決めたソフトバンクに接戦で敗れ、2カード連続の勝ち越しはならなかった。阪神は交流戦全日程を終えて、8勝10敗という結果になった。

先発のルーキー伊原陵人投手(24)は、6回3安打2失点で今季2敗目。3回まで2安打無失点に抑えるも、4回2死から二塁中野、三塁ヘルナンデスに失策が出て二、三塁。迎えたダウンズに左前に運ばれ、2点先制を許した。

阪神は2点を追う4回2死一塁で、佐藤輝明内野手(26)が左翼へ二塁打を放ち、相手の後逸を誘って1点をかえした。

1-2のまま迎えた7回には大山悠輔内野手が左前打で出塁し、続く高寺のバスターエンドランが決まって無死一、三塁の絶好のチャンス。しかし続く小幡が浅い左飛。ここで三塁走者大山から代走熊谷を出して勝負をかけ、坂本がセーフティースクイズを試みるも本塁生還はならず。2死二、三塁から代打糸原が中飛に倒れて、無得点に終わった。

そして直後の8回、この回から登板した富田が、先頭のソフトバンク周東に右前打を許し、2死二塁から中村に左中間へ適時三塁打を浴び、リードを2点に広げられた。

また、6回には中野拓夢内野手(28)が頭部へ死球を受け、マウンドのソフトバンク津森は危険球退場。球場は一時騒然となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】7回大山悠輔に代走の勝負実らず…Vソフトバンクに敗れ交流戦8勝10敗