巨人対西武 5回を投げ6安打3失点でマウンドを降りた巨人の先発戸郷(撮影・たえ見朱実)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人-西武>◇22日◇東京ドーム

巨人戸郷翔征投手(25)が5回6安打3失点で無念の降板となった。

初回から不安定な投球が続いた。先頭西川にいきなり死球を与えると、続く滝沢の犠打を処理した大城卓三捕手(32)が悪送球。無死一、二塁のピンチを招くも、後続を打ち取りなんとか無失点で切り抜けた。

だが、2回に無死満塁から武内、西川の連続犠飛で2点を失うと、続く3回には1死二、三塁から源田に投手強襲の適時内野安打を浴びて、追加点を許した。

登板最終回の5回も、無失点だったものの、安打と四球で無死一、二塁のピンチをつくった。杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は「立ち上がりから制球がアバウト。狙った所に投げ切れていない印象」とコメントした。

戸郷は、前回登板の15日オリックス戦(京セラドーム大阪)で5回5失点で今季5敗目を喫していた。この日の登板前日には「前回あまりいいピッチングができなかったので、最後の締めぐらいはいいピッチングをして良かったなという思いで終わりたいなと思います」と話していたが、悔しい結果に終わった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】戸郷翔征が5回6安打3失点で交流戦ラスト登板白星ならず「制球がアバウト」杉内コーチ