広島対楽天 4回裏広島2死満塁、代打の中村奨は走者一掃の逆転適時二塁打を放つ(撮影・加藤孝規)

<日本生命セ・パ交流戦:広島-楽天>◇22日◇マツダスタジアム

7戦連続ベンチスタートの広島中村奨成外野手(26)が、試合中盤での代打起用に応えた。2点を追う4回。無死満塁から得点を奪えず、2死満塁となって投手の森の代打に起用された。楽天藤井聖の初球136キロツーシームを捉え、鋭いライナーが左翼へ飛んだ。フェンス直撃の二塁打となり、走者を一掃。三塁まで滑り込んだ中村奨は、一塁ベンチに向かって何度も拳を突き上げた。

「チャンスだったので、とにかく集中して入りました。朝山コーチから“満塁だし、甘い球を積極的に狙って行け”と言われていたので、初球から思い切って行きました。森さんの代打だったので、何とかランナーをかえすことができて良かったです」

4回まで4安打2失点(自責1)の先発森に代わる代打起用に見事に応えた。

15日の日本ハム戦からも、勝負どころで大きな仕事を果たした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】7戦連続先発落ち中村奨成が代打逆転打 無死満塁→2死満塁の悪い流れを一振りで変える