ナショナルズ打線が大谷翔平との対戦前に5発でホックホク 期待の若手が勢いを持って大谷撃破へ
<ドジャース3-7ナショナルズ>◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム
ナ・リーグ東地区4位のナショナルズが、ドジャース大谷翔平投手(30)との対戦前日にチーム合計5本塁打を放った。
ドジャース先発のダスティン・メイ投手(27)に対し、4回にジェームズ・ウッド外野手(22)、ルイス・ガルシア内野手(25)が2者連発。6回にもネート・ロー内野手(29)がソロを放った。
勢いは止まらず、3-2の7回にはポール・エイブラムズ内野手(24)が11号ソロ、8回にはローが2打席連発の12号ソロを放った。
ナショナルズは19年に球団初のワールドチャンピオンに輝くと、オフにアンソニー・レンドン内野手(35=現エンゼルス)が退団。20年はエース右腕スティーブン・ストラスバーグ投手(36=22年に引退)の故障もあり、地区最下位に沈んだ。21年には再建モードに突入し、オールスター戦後に主力のマックス・シャーザー投手(40=現ブルージェイズ)、トレイ・ターナー内野手(31=現フィリーズ)、カイル・シュワバー外野手(32=同)を放出。
さらに、20年にリーグ史上最年少の21歳で首位打者を獲得したフアン・ソト外野手(26=現メッツ)を、大型トレードでパドレスへ放出した。
チームはソトとのトレードで獲得したエイブラムスやウッド、左腕マッケンジー・ゴア投手(26)を中心に再建を試みている。今季はゴアがリーグ最多奪三振、エイブラムスは1番打者で11本塁打、15盗塁、ウッドは21本塁打を放っている。また、今季から加入したローも12本塁打を放っている。