投手復帰の大谷翔平、実戦で“練習”重ねる調整「僕からすると考えられない」完全試合右腕も驚き
元巨人の槙原寛己氏(61)が22日、TBS系の「サンデーモーニング」に出演。投手として復帰登板を果たしたドジャース大谷翔平投手(30)の活躍などについて語った。
大谷は16日(日本時間17日)のパドレス戦で23年8月23日以来、663日ぶりに投打で同時出場するリアル二刀流でプレー。1回2安打1失点で最速は100・2マイル(約161キロ)だった。
当初はライブBP(実戦想定の投球練習)で登板を重ねていく方針だったが、実戦で短いイニングを投げて、徐々にイニング数を伸ばす調整に変更。実戦で「練習」を積み重ねることになった。
異例の調整方法に、槙原氏は「僕からすると考えられないですけど、今まで考えられないことを彼は全部やってきているんで。すごいですね」と驚いた。
大谷は22日(同23日)のナショナルズ戦で、今季2度目の登板を予定。先発で1~2イニングを予定している。16日(同17日)からのパドレスとの4連戦では、右太もも付近と右広背筋付近に死球を受けたが、予定通りの登板となった。
パドレス戦で死球を受けた際には、ヒートアップする味方ベンチを制する行動も話題になった。槙原氏は「もっともめるケースですよ。でもああいうことをすることで、収めることができた。ケガがなくて良かったなっという感じですね」と語った。