【ソフトバンク】川口冬弥が“初”の甲子園で1軍デビュー「いい高さに投げられた」1回無失点2K
日刊スポーツ 2025年06月21日 19:06:15
<日本生命セ・パ交流戦:阪神3-0ソフトバンク>◇21日◇甲子園
ソフトバンク川口冬弥投手(25)が聖地で1軍デビューを飾った。
20日に支配下昇格し、3点ビハインドの6回から2番手で登板。先頭の阪神坂本、続く高寺を連続で空振り三振に打ち取った。ともに追い込んでから最後は決め球のフォークでバットの空を切らせた。「いい高さに投げられたので」と納得顔だ。2死からは代打前川に左前打を許すも、盗塁死で1回を1安打無失点、2奪三振。小久保監督も「あれだけの(阪神の)大声援でストライク先行で投げられたのは良かった点」と目を細めた。
西東京・東海大菅生時代は3年夏にチームが甲子園出場も、自身はメンバー外だった。「高校の時はアルプススタンドで見てた場所。でも、マウンドに立ったらしっかりやることをやろうって。案外落ち着いてできました」と笑顔を見せた。大学、クラブチーム、独立リーグ経て昨年ドラフト育成6位で入団した苦労人がプロのキャリアをスタートさせた。
情報提供元: 日刊スポーツ