【阪神】大竹耕太郎が育成出身初の12球団勝利、6回アクシデント降板は「大事を取って」軽症
<日本生命セ・パ交流戦:阪神3-0ソフトバンク>◇21日◇甲子園
阪神大竹耕太郎投手(29)が古巣ソフトバンクを相手に5回0/3 1安打無失点で今季3勝目を挙げて、プロ野球21人目の全球団勝利を達成した。現存する12球団全てからの白星で、2023年に西勇輝(阪神)が達成して以来、21人目。育成出身では初となった。
6回には左手を気にするそぶりを見せて降板したが、勝利後のお立ち台には笑顔で立ち「もともといたチームで気合が入って当然だと思うので、初回から飛ばしていきました」と話した。アクシデントについては「指つっちゃってもとに戻らなかったんで大事を取って」と軽症であることを明かした。
▼大竹が古巣ソフトバンクから初勝利を挙げ、現12球団から白星をマークした。セ、パ12球団となった58年以降、全球団勝利は23年西勇(阪神)以来21人目。05年の交流戦開始後では、近鉄を加えた13球団勝利を記録した3人を含めて18人目。大竹は通算36勝で、達成時の勝利数は14年林(DeNA)20勝、09年久保(阪神)34勝に次いで3番目の少なさ。