【ソフトバンク】交流戦V最終日に持ち越し、ソフトバンクと日本ハムが可能性 得失点率差決着も
<日本生命セ・パ交流戦:阪神3-0ソフトバンク>◇21日◇甲子園
交流戦優勝の行方は22日の最終戦に持ち越しとなった。首位ソフトバンクが敗れ、2位の日本ハムが勝利。0・5ゲーム差で最終18試合目を迎える。
ソフトバンクは22日の阪神戦で○か△で自力優勝。●の場合は、日本ハムが●で優勝となる。ソフトバンク●で日本ハムが△の場合は、両球団が11勝6敗1分けで並ぶ。その場合の規定は「勝利数」「直接対戦成績」の順番で決まるが、ソフトバンクと日本ハムは同じ勝利数で、交流戦では対戦していないため、3つ目の決定方法「得失点率差(TQB)」で決まる。
「TQB」はトータル・クオリティー・バランスの略。1イニング平均得点から1イニング平均失点を引き、小数点第3位まで出す。計算式は(得点÷攻撃イニング)-(失点÷守備イニング)。23年はDeNA、ソフトバンク、巨人、オリックスの4球団が最終11勝7敗で並び、DeNAが交流戦で初めてTQBによって優勝した例がある。
TQB決着の場合、ソフトバンクは19日の広島戦で16得点を奪ったため、有利になる可能性が高い。