先発し力投するドジャースのクレイトン・カーショー(Jayne Kamin-Oncea-Imagn Images=ロイター)

<ドジャース-ナショナルズ>◇20日(日本時間21日)◇ドジャースタジアム

ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が、今季3勝目をかけて先発。2回まで1失点のピッチングを見せている。

1番エイブラムスをカーブで中飛に打ち取るも、ロサリオに内角の直球を左翼席へ運ばれ失点。1死からウッドを一ゴロ、チャパロを二ゴロで1回を終えた。

2回は先頭ローを四球で歩かせるも、ハウスをカーブで空振り三振。コールに右前打に許したが、アダムズをスライダーで三ゴロ併殺に仕留めた。

2回までで28球を投じ、最速は88・6マイル(約143キロ)だった。

レジェンド左腕のカーショーは、今季試合前時点で6試合に登板して2勝0敗、防御率3・25をマーク。昨オフに左足のつま先を手術した影響で、260日ぶりの復帰マウンドは5月17日(同18日)のエンゼルス戦となった。その後、6月8日(同9日)のカージナルス戦で294日ぶりの白星を挙げた。

前回登板の14日(同15日)のジャイアンツ戦では、23年6月20日(同21日)のエンゼルス戦以来、725日ぶりに7回を投げきり、7回を3安打1四球無失点5奪三振で今季2勝目をマークした。また、翌15日(同16日)には妻エレン夫人の第5子となる次女の妊娠を公表した。

メジャー通算214勝94敗、防御率2・51。史上20人目の通算3000奪三振まで、残り「11」としている。

これまでに獲得した主なタイトルは、サイ・ヤング賞3度(11年、13年、14年)、最多勝3度(11年、14年、17年)、最優秀防御率5度(11年、12年、13年、14年、17年)、最多奪三振3度(11年、13年、15年)、シーズンMVP(14年)、ゴールドグラブ賞(11年)、ウォーレン・スパーン賞4度(11年、13年、14年、17年)。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 カーショー、2回はピンチも老練なピッチングで併殺に仕留める 通算3000奪三振まで「11」