2025年6月19日 ドジャース対パドレス 9回裏ドジャース2死三塁、死球を受ける大谷翔平。投手ロベルト・スアレス

ドジャース大谷翔平投手(30)に死球を当て、3試合の出場停止と罰金処分を受けたパドレスの抑え右腕ロベルト・スアレス(34)が20日(日本時間21日)、現地メディアの囲み取材で、故意ではないと主張した。

スアレスは19日(同20日)のドジャース戦9回に登板し、大谷の右肩後ろ側の広背筋付近に99・8マイル(約160・6キロ)の直球を当てた。試合中にはパドレスのタティスへの死球がきっかけで両チームの監督が言い合いになり、両チームの選手が総出でもみ合いになる騒ぎも起こっていた。

サンディエゴの地元ラジオ局「97.3 The Fan」によるとスアレスは、大谷への死球は故意だったと敵将のロバーツ監督が言っていたがと問われ「言いたいことを言えばいい。だが故意ではなかった。接戦の9回で、試合をセーブしようとしか考えていなかったし、誰かにぶつけることなど考えていなかった」と主張。大谷が自軍ベンチに向かって手を振って抑えようとしたのを見たかと問われると「退場になってマウンドを降りたので、分からない」とし話した。異議申し立てを行ったのは「故意ではないと分かっているので」と説明した。

スアレスはソフトバンクと阪神でもプレーし、22年からパドレスに所属。昨季は初のオールスター選出を果たし、今季はここまで33試合でリーグ最多の21セーブをマークしている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 パドレスの守護神スアレスは大谷翔平への死球 故意は否定「言いたいことを言えばいい」