阪神対ソフトバンク 9回、交代を告げるためベンチを出るソフトバンク小久保監督(撮影・藤尾明華)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神1-2ソフトバンク>◇20日◇甲子園

ソフトバンク小久保裕紀監督(53)が阪神の鉄壁守備に目を丸くした。

試合後取材の第一声で自ら言及した。まずは1回1死満塁で栗原の難しい遊ゴロをさばいた小幡について「抜けていたら2点入って、なおも一、三塁というところだったけど」と脱帽。結果的に内野ゴロ間に1点を取ったが、打ち取られた栗原も苦笑いを浮かべていたシーンだ。

次に2回無死二塁で海野のセンターライナーをダイビングキャッチした近本だ。二塁走者だった牧原大はすでに三塁付近にいて戻れずに“併殺”が完成。小久保監督は「近本のセンターライナーもね。ノーアウトだから(飛び出しては)だめだけど、あれはスーパープレーだった。村上を守備で立ち直らせてしまった」とべた褒めした。

阪神は貯金8でセ・リーグ首位にいる。重ねて「本当に阪神の守備力はね。だからこそこの貯金があると思います」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】小久保監督が阪神鉄壁守備に「だからこそこの貯金」小幡、近本の好守備に言及