巨人対西武 6回裏巨人2死二塁、中前に勝ち越しの適時打を放ちポーズを決める小林(撮影・たえ見朱実)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人-西武>◇20日◇東京ドーム

巨人小林誠司捕手(36)がほえた。1点リードの7回無死一、二塁のピンチの場面だった。カウント1-1から打者滝沢はバントの構え。小林は腰を浮かせた。2番手中川の136キロフォークで空振りを奪い、強肩を発動して二塁にけん制。慌てて戻ろうとして二塁走者の児玉は三塁進塁に切り替えるも、捕-遊-三で盗塁死。小林は雄たけびを上げながらガッツポーズ。ベテラン捕手の好判断で1死一塁とし、滝沢を見逃し三振に仕留めた。

小林は今季初のスタメンマスクに攻守で応えた。同点の6回2死二塁では中前に落とすポテンヒットで今季初安打&初打点。ムードメーカーがこん身の適時打でベンチもスタンドも大いに盛り上げた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】今季初先発の小林誠司が強肩発動でほえた こん身の今季初安打&初適時打もマーク