藤枝戦前日練習に参加する札幌木戸(右)(撮影・保坂果那)

北海道コンサドーレ札幌は21日にアウェーで藤枝と対戦する。大体大から加入したルーキーMF木戸柊摩(22)が公式戦連発を狙う。20日は札幌・宮の沢での前日練習に参加した。18日の天皇杯2回戦ホーム大分戦でプロ初得点を決めた。「天皇杯だけじゃなく、リーグ戦でも結果を残せるように頑張りたい」と、次なる目標はリーグ戦での初ゴールだ。

大分戦では前半24分にペナルティーエリア手前から右足を振り抜くミドルシュートで先制点を奪った。距離のあるシュートは毎日練習しており、武器の1つ。「試合でそういうチャンスがあれば(足を)振ろうと思っていた。それがうまくゴールにつながったので良かった」と振り返る。

待望の1発だったが、試合は2点リードを追いつかれ、PK戦の末に敗れた。ルヴァン杯に続く初戦敗退。ともに先発していた木戸は「ルヴァン杯も天皇杯も自分が出場したが落としてしまい、悔しい気持ちでいっぱい」と唇をかむ。残るは今季あと19試合となるリーグ後半戦に集中するしかない。藤枝戦がそのスタートとなる。「J1昇格するためには何としても連勝して、負けられない戦いがずっと続くと思うので、1つギアを入れて頑張りたい」と闘志を燃やした。【保坂果那】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【札幌】大卒ルーキーMF木戸柊摩が連発狙う「リーグ戦でも結果を」18日天皇杯でプロ初弾