阪神対ソフトバンク 1回裏阪神2死、森下は遊ゴロを打ったが一塁手中村晃の失策でセーフとなる(撮影・加藤哉)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神-ソフトバンク>◇20日◇甲子園

初回の阪神の攻撃で珍しプレーがあった。

2死から森下翔太外野手(24)が三遊間に打球を放ち、遊撃の野村勇内野手(28)がうまくさばいて一塁送球。本塁側にそれたが、一塁の中村晃内野手(35)が何とかキャッチした。タイミングだけを見ると完全にアウトだった。

森下は中村との接触をさけるため、3フィートラインよりもさらに外側を走り、ベースも踏まずに駆け抜けた。ただ、一塁塁審が何のアクションもしなかったことから、森下はあわてて右翼方向から全速力で走り、スライディングでベースに戻った。ここで初めて審判がセーフのジャッジ。中村の足がベースから離れていたという「オフ・ザ・バッグ」のジェスチャーをした。

ソフトバンク側がリクエストしたが判定は変わらなかった。記録は一塁中村の失策となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】森下翔太が必死の「逆スライディング」で一塁セーフ 審判のノーアクション見て