山本由伸、７回途中を３失点も援護なく６敗目「全員で勝利に向かって戦っている」／一問一答
＜ドジャース3－5パドレス＞◇19日（日本時間20日）◇ドジャースタジアム
ドジャース山本由伸投手（26）が7回途中を3失点も、援護なく6敗目（6勝）を喫した。
2回1死からボガーツにスプリットを中越えソロとされると、4回無死ではアラエスのライナーが右膝付近を直撃。デーブ・ロバーツ監督（53）やトレーナーらが駆けつけたが、山本は表情を変えずに続投した。
5回には連打から犠飛を許して2失点目。打線の援護を期待したが、直後の2死一、三塁の好機で大谷翔平投手（30）が投ゴロに倒れた。山本は7回のマウンドにも上がったが、ボガーツとクロネンワースの連続二塁打で3点目を失ったところで、2番手ルー・トリビノ投手（33）にマウンドを譲った。
6回1／3で100球を投じ、7安打無四球3失点5奪三振の内容だった。この日も死球を巡り、ロバーツ監督とシルト監督が激しい口論の末に退場。警告試合が宣告された後、9回には大谷翔平投手（30）が死球を受けた。この4連戦では両軍合わせて8死球が飛び交った。
【山本の一問一答】
－前回登板で四球が多かったが、今日の制球面は
「前回に比べていい投球はすごく多かったと思いますし、でも先制点を許したり、反省するところはたくさんありますけど。前回と比べるとよかったかなと思います」
－登板時に援護が少ないが
「投球で心がけること、内容は特に変わりないですし。そうですね。特にそこは変わりないです」
－パドレスと緊迫した試合に
「そうですね。前回サンディエゴで試合した時もそうですけど、他の試合とはまた違った雰囲気というか。なんていうか、熱い試合と言いますか。いつもと違う雰囲気というか、そういったのは感じたかなとは思います」
－自身の中でパドレスは
「同地区ですし、どちらもすごくいいチームですし、難しいけど、わからないです」
－登板までいろんな取り組みをしていたと思うが、今回は何を一番意識したか
「特にそんなに大きく変えたことはなく。しっかり1週間練習して、今日挑みました」
－両軍これだけ死球が多い試合でインサイドへ投げる時に何か意識か
「インコースのボールに対しての意識？ いやいや、もうとにかくバッターに向かって1人1人、集中して投げただけです」
－ボガーツに連続で打たれた
「もちろん打ったバッターがすごいですけど。もっとできることあったんじゃないかとか、反省するところはたくさんあります」
－白星が付かないもどかしさは
「いや、そこはもう全員で勝利に向かって戦っていることは変わりないですし。明日も僕はプレーできないですけど、全員で勝ちに向かってやっていけたらいいなと思います」
－1回崩れても次に修正しているが自信がある
「なんて言うんだろうな。いいピッチングをしても、悪いピッチングをしても、その1週間でしっかり区切って、次の試合に向かうっていうことは大切にしていることのひとつなので。偶然、2試合連続ではやられてないのか、わからないですけど。もっともっといいピッチングをして、もっともっとチームを勝利に導けるような、そういったピッチングを目指していけたらなと思います」
－四球がなかったことは次につながる
「いい投球ができたと思いますけど」