元ドジャース斎藤隆氏(2025年3月撮影)

<ドジャース-パドレス>◇19日(日本時間20日)◇ドジャースタジアム

元ドジャースの斎藤隆氏(55)がNHKBSで解説を務め、パ軍シルト監督の非情な采配に言及した。

パドレスの先発はルーキーのライアン・バーガート投手(25)。強力ドジャース打線を4回まで2安打無失点に封じた。

メジャー2勝目がかかった2-0の5回、2死からトミー・エドマン内野手(30)に四球を与え、続くキム・へソン内野手(26)に右前打。2死一、三塁で大谷翔平投手(30)を迎えた。

シルト監督は、ここでバーガートに代えて左腕アドリアン・モレホン投手(26)を投入。勝利投手の権利までアウト1つに迫っていたが、ドジャースに3連敗中ということもあり、勝負の継投に出た。

モレホンは1ストライクからのスライダーでタイミングを外し、大谷は中途半端なスイングで投ゴロ。勝利にこだわる采配が的中した。

斎藤隆氏はこの継投に驚きを隠せず。「代えますか~。(同地区の)直接対決ってこういうことがありますよね。このピッチャー交代が6月に。いかにパドレスがドジャースっていうチームに対して強い意識を持っているかっていうのも分かりますね。バッターが大谷翔平っていうところも重なっての降板ですね。『大谷をなんとしても抑えろ』ということ」と、ポストシーズン(PS)のような継投を分析した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 斎藤隆氏「大谷を何としても抑えろと…」大谷翔平を迎えてパドレス・シルト監督の非情采配を解説