斎藤隆氏(2025年3月18日撮影)

<ドジャース-パドレス>◇19日(日本時間20日)◇ドジャースタジアム

元ドジャースの斎藤隆氏(55)が、山本由伸投手(26)のアクシデントに言及した。

山本は0-1の4回無死、先頭アラエスが放った83・5マイル(約134キロ)のピッチャーライナーが、右膝付近を直撃。打球は大きく弾み、結果的には二ゴロとなった。

山本は痛がるそぶりは見せなかったが、ベンチからデーブ・ロバーツ監督(53)やトレーナーらが駆けつけた。山本は状態を確認すると、投球練習を行いプレーを続行した。

2死からシーツを一ゴロに打ち取ると、通常通り一塁ベースカバーにも入った。

投手として活躍した斎藤氏はNHKBSの解説で「興奮状態という表現が合っているか分からないですけど、マウンドにいる時ってそんなに痛みは感じないんですよね。降りたら途端に痛くなるというのはよくあるんですけど。当たり所ですよね」と話した。

レッドソックス時代の実体験も明かし「スパイクのソールの部分に当たって、慌ててベンチから(監督やトレーナーが)来てくれたんですけど、『全然痛くないので、大丈夫大丈夫』って言ったら、監督に怒られましたね。『それはおまえが決めることじゃない。俺らが決めるから、勝手に阻止するな。ここに来るのは俺たちの仕事だ』と怒られました」と語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 斎藤隆氏、山本由伸のライナー直撃に「降りたら途端に痛くなる」監督ブチギレの実体験も明かす