巨人対日本ハム 完敗に、一礼する巨人阿部監督(撮影・浅見桂子)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人-西武>◇20日◇東京ドーム

巨人は交流戦最終カードで過去5年(20年を除く)は負け越しがない西武3連戦に臨む。24年は2勝1敗、23年は3連勝、22年は2勝1敗、21年は1勝2分け、19年は2勝1敗と好データが並ぶ。一方で今季ここまでの交流戦を9勝6敗で2位タイにつける西武に対し、巨人は4勝9敗と苦戦を強いられている。

19日の日本ハム戦では北山に9回1死までノーヒットノーラン投球をされた。大城卓三捕手(32)のソロ弾でなんとか一矢報いるも完敗を喫し、二岡智宏ヘッドコーチは「こちらも反省しなきゃいけないところはあると思います。ただ、全部が悪い当たりではなかったと思いますし、そういうところは若い選手も多いので、こういう経験もして、こういう投手に対してってところはもっと勉強して、こちらも良いアドバイスができるようにってところもあると思いますんで、その辺だったかなと思います」と話した。

昨季の同カードは予告先発として発表されている高橋光成投手を4回途中、8安打、3得点で攻略してKOしている。西武3連戦は好材料はそろっている。阿部慎之助監督(46)は「最後にね、何とかか意地を見せてくれたんで今日はそれでいいです。チームとして(明日に)つないでほしいですしね」と敗戦の中での1発を次戦につないでいく。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】最下位転落阻止へ西武戦は過去5年負け越しなし 前夜完敗「意地見せてくれた」阿部監督