中日対オリックス 7回裏、オリックス2番手で登板する岩崎(撮影・森本幸一)

<日本生命セ・パ交流戦:中日1-6オリックス>◇19日◇バンテリンドーム

5月30日に中日から金銭トレードで加入したオリックス岩崎翔投手(35)が凱旋(がいせん)登板を果たした。

「燃えよドラゴンズ」が流れた直後、6-1の7回に2番手で登板。名前がコールされると、バンテリンドームは両軍ファンからの大歓声に包まれた。

「うれしかった。ドラゴンズファンの方も拍手してくれたと思いますし、ありがたかったです」

この回先頭の中日村松を151キロ外角の直球で見逃し三振。続く石伊は153キロで右飛につまらせ、最後は代打川越を153キロ高めの直球で空振り三振に仕留めた。1回を無安打、2奪三振に抑えた。

4月1日の巨人戦で1413日ぶりの勝利を挙げて、お立ち台で涙を流した地。中日井上監督にもあいさつし、「すごいチャンスだと思うから、頑張れ」と言葉をかけられた。オリックスに移籍後、すでに4試合に登板。古巣相手に快投し、「恩返しのピッチングができたのかな」と感謝を込めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】トレードで加入の岩崎翔「恩返しの投球ができたかな」古巣中日相手に1回無失点2K