中日対オリックス 試合終了、スタンドの観客にあいさつをする井上監督(撮影・森本幸一)

<日本生命セ・パ交流戦 中日1-6オリックス>◇18日◇バンテリンドーム

中日オリックスに敗れ交流戦は7勝8敗、リーグ戦の借金は4となった。先発三浦瑞樹投手(25)は先発で自身最短の3回0/3、5失点でKO。7安打に押し出しを含む4四球と荒れた内容で2軍降格となった。

打線では右太もも裏痛から復帰した細川成也外野手(26)が「6番・左翼」で即スタメン起用され2安打を放った。

試合後の井上一樹監督(53)の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-先発三浦が5失点

「最初にカンカンカーンでいかれて…もちろん打たれることはあれど、結局フォアボールが絡むっていうところが見ていて歯がゆいというか。中6日かな。その間、調整できるのは、先発ピッチャーの特権だから、その特権を生かしてそれなの? っていうふうに、やっぱり思ってしまう」

-4回には三浦自身の送球エラーも

「あいつの場合は。前もあったからね。『練習でちゃんと不安ないようにつぶしなさいよ』っていうことも言ってはいるんだけど、やはり、そういうところでボロが出るっていうところが、失点につながるのかなっていう感じ」

-次回登板は

「オレの中では、もうファームにいかせます」

-細川が復帰して2安打

「細川本人には言ってますけども、『ガチガチにレギュラー扱いするつもりはないよ』と。で、やっぱり自分で徐々に調子を上げて、で、『やっぱり細川はオーダーの中で外せないよね』っていうようなものをもう1回作り直しなさいと。この1カ月と約10日、2週間ぐらいかな、抹消期間っは帰ってこない。自分でアピールしながら、そういったところを徐々に自分で取り戻しなさいよと。でも、今回、(右)足をけがしてっていうこともあったんで、無理をさせた時にまたっていうのも怖いんで、その辺の出し入れはオレの差し加減でやらせてもらいます」

-三浦の交代つげるときにスコアボード見るようなしぐさが

「『フォアボール何個出てんだ』って。4つだったと思うけど、『そこでしょ』って話」

-ファームで三浦はどういう取り組みを

「あいつは2勝はしてるわけで。チームのローテーションのピッチャーがいないっていうところの中であいつは投げてきた。小さいとはいえ実績は残したわけだから。2勝のままフェードアウトするんでなく、3、4でするためにはどうしたらいいかっていうことは本人が一番わかってるんで、子供をしっかりこう教育する先生じゃないから、『その辺はしっかり自分で考えろよ』っていうような形のメッセージを残すぐらいかな」

-明日から日本ハム戦

「交流戦を締めるにあたって、もちろんあそこの打線っていうのは怖いし、(新庄)監督もやっぱり何をしでかすかわからないというチームっていうのはもう分かってるし、なんでそこでこう、まあ、ちびると言ったらおかしいけども、臆することなく、正々堂々と戦えるような試合運びを持っていけたらなと思います」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】井上監督、20日からVS新庄監督「ちびると言ったらおかしいが臆することなく」/一問一答