【クラブW杯】ザルツブルク、1時間40分中断経ての白星発進 北野颯太ベンチ入りも出番なし
<クラブW杯:パチューカ1-2ザルツブルク>◇18日(日本時間19日)◇シンシナティ◇1次リーグH組
セレッソ大阪から移籍したFW北野颯太が所属するザルツブルク(オーストリア)が、パチューカ(メキシコ)を2-1で競り勝った。初戦を白星で飾った。
ザルツブルクはトップチーム昇格を果たしたばかりの18歳、GKツァウィーシツキが先発出場。前半からパチューカの鋭いシュートをことごとくセーブし、試合に落ち着きをもたらした。すると前半42分、MFグロフがボックス外から右足でゴール右隅を突く鮮やかなゴールを挙げて先制した。
しかし後半10分、黒雲に上空を覆われ、嵐の予報が出たため試合は一時中断。その後は大雨や雷光が閃(ひらめ)く大荒れの天候となった。1時間40分の中断を経て、試合は再開となった。
その直後の後半11分、自陣ボックス左からのFKをパチューカMFゴンサレスに左足で鮮やかに決められ、1-1の同点とされた。
しかし後半30分、右サイドをMFビストルップがドリブルで切り裂き、ゴール前へ正確なクロスボールを配給。途中出場のFWオニシウォが頭でたたき込み、勝ち越しに成功した。
ベンチ入りした北野颯太は出番がないまま、試合終了となった。同じく所属する川村拓夢はベンチ外だった。