祝賀パレードに参加する遠藤(手前右)らリバプールの選手たち(ロイター)

リバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン(31)がアトレチコ・マドリード移籍を承認したと、スペイン紙アス電子版が18日に報じた。

Aマドリードは今季、シーズンを通じて左サイドの守備に問題を抱えていた。その状況を解消するため、今夏の移籍市場で新戦力を探し、ロバートソンを獲得候補の1人に挙げている。

同紙によると、ロバートソンはリバプールが獲得を狙うボーンマスのハンガリー代表DFケルケズ・ミロシュと契約締結した場合、出番が減ることを懸念し、退団するのがベストの選択肢と考えているという。移籍する場合、タイトル獲得のチャンスがあるチームを希望しており、Aマドリードはその要望を満たしてくれるとのことだ。

ロバートソンからポジティブな回答を得たAマドリードはこの後、リバプールと合意する必要がある。しかし、契約は来年6月で満了するため、移籍金は大きな障害にならないと同紙は伝えている。

ロバートソンは今季、リバプールで公式戦46試合(先発39試合)に出場し、5シーズンぶりのプレミアリーグ優勝に貢献した。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 リバプールの左DFロバートソン、Aマドリード移籍を承認 今季46試合出場プレミア優勝に貢献