PK戦の末、敗れた札幌の選手たち。左端は肩を落とす高嶺(撮影・保坂果那)

<天皇杯:大分2-2(PK5-3)札幌>◇2回戦◇18日◇プレド

北海道コンサドーレ札幌は大分トリニータにPK戦の末、19年以来6年ぶり2回戦敗退を喫した。

前半24分にMF木戸柊摩(22)がプロ初ゴールを決めて先制。同28分にはFW出間思努(20)が追加点を挙げた。だが同39分に失点し、1点リードで迎えた後半突いたタイム5分に同点に追いつかれて延長戦に突入も、決着せずPK戦に。後攻の札幌は2人目のMF高嶺朋樹(27)が外し、5人全員成功させた大分が3回戦進出を決めた。

すでにルヴァン杯も3月に初戦で敗退しており、今季のカップ戦は終了。岩政大樹監督(43)は「ルヴァン杯と天皇杯、同じような負け方をしたなという風に思っている。負けた後もサポーターのみなさんが選手たちを鼓舞する形で声援を送っていただいたことに感謝しつつ、非常に申し訳ない思い」と話した。

後半32分には新加入のブラジル人FWマリオ・セルジオ(29)が途中出場し、札幌デビュー。11日にチーム合流したばかりの助っ人は「次のステージに進めず残念。悔しい気持ちだが、すぐにリーグ戦がある。気持ちを切り替えて勝てるように準備していきたい」と振り返っていた。【保坂果那】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【天皇杯】札幌がPK戦の末、大分に敗れて今季カップ戦終了「非常に申し訳ない」岩政大樹監督