藤浪晋太郎(2025年2月撮影)

マリナーズ傘下3Aタコマの藤浪晋太郎投手(31)が17日、自由契約となった。日米全球団が獲得可能となる。

藤浪は今年1月、マリナーズとマイナー契約を結んだ。今季はメジャー登板はなく、3Aで21試合に投げ、2勝1敗4ホールド、防御率5・79。18回2/3で26四球、3死球、7暴投で与四球率は12・54だった。制球難で4月22日には防御率13・50となったが、不調を脱出。5月18日のアルバカーキ戦からは8試合連続無失点に抑え、防御率を5点台まで良化させていた。

藤浪は22年オフに阪神からポスティングシステムを利用してアスレチックスと契約し、23年にメジャーデビューした。同年途中にオリオールズに移籍し、昨季はメッツ傘下マイナーでプレーした。メジャーでは通算64試合(先発7)で7勝8敗、5ホールド2セーブ、防御率7・18。

○…マリナーズ傘下3Aタコマから自由契約になった藤浪について、古巣阪神の竹内孝行球団本部副本部長は「この件に関してはお話しすることはございません」とコメントするにとどめた。藤浪は22年に2年連続の開幕投手を任され、レギュラーシーズン16試合登板で3勝5敗、防御率3・38の成績を残して海を渡っていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 藤浪晋太郎が自由契約、マリナーズ傘下3A所属 日米全球団が獲得可能