女子サッカーの塩越柚歩(2024年10月撮影)

女子サッカーWEリーグの三菱重工浦和レッズレディースから日テレ・東京ヴェルディベレーザへの完全移籍が発表されたMF塩越柚歩(しおこし・ゆずほ、27)が18日までに自らのインスタグラムで浦和サポーターへのあいさつを行った。

「三菱重工浦和レッズレディースを応援してくださるすべてのみなさまへ」の書き出しで始まるメッセージは長文で「ファン・サポーターのみなさん、急なご報告となり、直接ご挨拶できず申し訳なく思っています。ジュニアユースに加入してから15年レッズで育ってきた私にとって、この決断は決して簡単なことではなく、たくさん悩み、考え、強い覚悟を持って決めました」「日本一のサポーターのみなさんの前でプレーできたことが本当に幸せでした」と、つづると同時に浦和の背番号「10」の後ろ姿の写真を1枚添付。「レッズレディースに関わる全てのみなさま、本当にありがとうございました」と結んだ。

この感謝のメッセージには「難しい決断だったと思います。どこにいても応援してます」「めちゃくちゃ寂しいです。けど塩越選手の決断は尊重します。競合チームへ行っても浦和は負けませんよ!!真向勝負や」と数々の激励の言葉が並んでいた。

塩越は7月に韓国で開催されるE-1選手権に臨む女子日本代表なでしこジャパンの一員として背番号「10」を背負うことも発表されている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【WEリーグ】なでしこ10番の塩越柚歩「たくさん悩み考え強い覚悟を持って」浦和サポに別れ