ウラジーミル・ゲレロJrがWBC出場を示唆「ドミニカ共和国代表で出場すると思う」
21年にア・リーグ本塁打王に輝いたブルージェイズのウラジーミル・ゲレロJr.内野手(26)が、来年3月に開催される第6回WBCにドミニカ共和国代表として出場することを示唆した。17日(日本時間18日)、地元メディア「ザ・スコア」が伝えた。出場すれば初参戦となる。
ゲレロは23年の前回大会でドミニカ共和国代表に選出されたが、右膝のケガのため出場を断念。同メディアとの取材で、カナダではなくドミニカ共和国代表を選んだ理由を問われると「いい質問だね。僕はカナダで生まれて、ドミニカ共和国で育った。父はWBCに出たことがない。彼には、もし出場する機会があればドミニカ共和国代表として出場するべきだと言われてきた。そうやって育ってきたから、ドミニカ共和国代表で出場すると思うけど、もし引退していなければ、いつかカナダ代表として出たいね」と、メジャー通算449本塁打を放ち18年に殿堂入りしたドミニカ共和国出身のレジェンド、父ウラジーミル・ゲレロ氏の教えが影響していると明かした。
ゲレロは19年にブルージェイズでデビューし、21年にリーグトップタイの48本塁打をマーク。同年から昨季まで4年連続でオールスターに選出されている。今季は71試合で打率2割8分1厘、9本塁打、34打点、OPS.814。