DeNA対西武 3回表西武無死、バウアーと対戦する今井(撮影・野上伸悟)

西武今井達也投手(27)が“35秒間”を満喫した。3回無死、軽く頭を下げて打席へ。18・44メートル先にはDeNAバウアーがいる。「野球の最先端を常に行っているイメージがありますしね。打席に立つのがすごく楽しみ」と心待ちにした対戦。打つそぶりもなく、初球の148キロ直球を見送った。

獅子党から「ホームランホームラン、今井!!」のコールが響く。「どれも一級品なので、どっちかっていうと変化球を見たいですね」。願い通り(?)に来た137キロスライダーをフルスイング。空振りにスタジアムが沸いた。3球目はナックルカーブで見逃し三振。潔くベンチへ戻った。

NPB屈指の右腕は「打席で実際に見て刺激になる部分は多いと思います」というバウアー戦を経て、ますます加速。2回から3回にかけ4連続奪三振。5回まで8奪三振で158キロもマークする投げっぷりでハマの夜を沸かせた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】今井達也、DeNAバウアーと打席で対戦“35秒間”「実際に見て刺激になる部分多い」