クラブW杯でパリSGに大敗したAマドリードが左SB強化でプレミアリーグの2選手を獲得候補に
アトレチコ・マドリードが左サイドバックの強化を目指し、プレミアリーグの2選手を獲得候補に挙げているとスペイン紙マルカが17日に報じた。
Aマドリードは0-4の大敗を喫したクラブワールドカップ初戦のパリ・サンジェルマン戦で露呈したように、左サイドの守備に問題を抱えている。ハビ・ガランは常にピッチで全力を尽くしているものの、トップレベルの選手と対峙した際、大いに苦しんできた。クラブはこの状況を解消するため、今夏の移籍市場で守備力を高められる選手を探している。
当初はAマドリードの下部組織出身であるミランのフランス代表DFテオ・エルナンデスを狙っていたが断念。新たにリバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン(31)、バルセロナでプレーした経験のあるアストン・ビラのフランス代表DFリュカ・ディニュ(31)を候補に挙げている。
同紙によると、Aマドリードは移籍金が安価になること、プレミアリーグの選手であることを条件に選手を探していきたという。両選手とも所属クラブとの契約が来年6月30日で満了するため、移籍金は高額にならないとのことだ。
2人はリバプールとアストン・ビラでそれぞれ主力選手として活躍。今季の公式戦でロバートソンは46試合(先発39試合)、ディニュは45試合(先発40試合)に出場していた。(高橋智行通信員)