球場に姿を見せ、取材に応じる阪神石井(撮影・前田充)

阪神石井大智投手(27)が17日、2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」のトレーニングルームで軽めの運動を再開した。

今季24試合登板で防御率0・34の安定感を誇る石井は今月6日のオリックス戦(甲子園)の9回に打球を右の側頭部に受け試合中に救急搬送。7日に「脳振とう特例」の対象選手として出場選手登録を抹消され、球団は医師の指示で自宅療養していると発表していた。

石井は「日常生活は普通に送れている状態です。ファンの皆さんにすごくご心配をおかけしたと思いますしチームの力になれてない状態ですし、しっかり自分の状態を戻せるようにという日々を今は過ごしています」と語った。

この日はウオーキングなどの有酸素運動やストレッチなどを実施。「激しいことはできていないんですけどここから徐々に。今後決めているメニューもないので動いてみて次の日どうかという確認をしながら進めていく状態です。今後いつ復帰するとかのめどは全くわからない状態です」と明かした。

負傷後は「とりあえず1週間は自宅で安静でトレーナーとドクターの指示を受けながらようやくこっちに来られて体動かしてという感じです」と説明。チームメートから連絡があり「すごく心配していただいた。LINE上での話ですけど、ご心配かけてというか、これからも試合はまだ入れない状態なので負担をかけてすみません、というところです」と語った。

DeNAバウアーのXでの激励の投稿についても触れ、「人伝いですけど聞いて。元気な姿を見せることで心配してくださっている選手たちにもいい報告ができるかなと思って。しっかりと今までと同じような状態で復帰することがめどになるかなと思います」と感謝した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】石井大智が2軍施設で軽めの運動 6日オリックス戦で打球受け救急搬送、復帰時期等は未定