【G大阪】V三重との天皇杯は選手入れ替えも昨季準Vの悔しさ抱くポヤトス監督「一戦必勝で」
ガンバ大阪は17日、大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行った。
15日の清水エスパルス戦から中2日で迎える18日の天皇杯2回戦ヴィアティン三重戦(パナスタ)を前に、ダニエル・ポヤトス監督(46)は「動かしていかないといけない。入れ替えながらやっていきたい」とコメント。メンバー変更を考えていることを明かした。
選手の入れ替えはあるものの、昨季決勝で敗れた天皇杯への思いは強く持って挑む。指揮官は「やはり特別な大会。僕たちは一戦必勝という形で進めていかなきゃいけない」と力を込め、起用される選手の奮起に期待した。
この試合で先発起用が見込まれるDF中野伸哉(21)は「アシストやゴールを狙いつつ、しっかり勝つことを意識してやりたい。ここで結果を出して、リーグでスタメンから出られるようにアピールしたい」と意気込む。今季のリーグ戦出場は6試合で、記録上の出場時間は8分が最長。それでも短い時間の中で球際での力強さや積極的な仕掛けを見せ、昨季との違いを示してきた。左サイドで出番が与えられるとみられる背番号33は「今年に入って意識してやれているし、それを続けてやるだけ」と強度を増したプレーでの貢献を約束。昨季あと1歩のところで逃したタイトルに向け、好スタートを切る。【永田淳】