【ソフトバンク】モイネロ国内FA権取得「福岡の街が大好き」来季からは日本人選手扱い
ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)が17日、国内フリーエージェント(FA権)の資格取得条件を満たした。出場登録日数が8年に到達し、今回の権利取得で来季からは日本人選手扱いとなる。モイネロは今季が4年契約の1年目。球団を通じてコメントを発表した。
「母国キューバから遠く離れた日本で野球をすると決めてから9年、ホークスという素晴らしいチームでプレーできていることを誇りに思います。レベルの高い日本のNPBというリーグで、国内FA権を取得するところまできたことは素直にうれしいですし、支え続けてくれている家族、そして周りのみんなに感謝したいです。日本はもちろんのこと、僕はホークスファンの熱く、愛情あふれる応援と、福岡の街が大好きです。これからも皆さまに喜んでもらえるプレーと、チームを勝ちにつなげられるピッチングができるように頑張っていきたいです。そのために自分ができる努力と、日々の準備をしっかりとやっていき、より高みを目指していきたいと思います」
モイネロは17年5月に育成契約で来日。同年6月に支配下登録された。中継ぎでは通算306試合に登板し、135ホールド、40セーブ、防御率1・95。先発転向した昨季は11勝5敗、防御率1・88で最優秀防御率のタイトルを獲得。転向2年目の今季は開幕から無傷6連勝を飾り、試合前時点での勝利数、勝率、奪三振で「投手3冠」に輝いている。6月6日のヤクルト戦(神宮)では1試合18奪三振で球団記録を樹立した。