ＬＡ熱狂！大谷翔平の投手復帰に２度のスタンディングオベーション

ドジャース対パドレス　二刀流に復帰し先発で登板するドジャース大谷（撮影・滝沢徹郎）

＜ドジャース－パドレス＞◇16日（日本時間17日）◇ドジャースタジアム

ファンが長く待ち望んでいた、ドジャース大谷翔平投手（30）の二刀流復活だった。試合前から、異常な盛り上がりとなった。記念すべき復帰戦。スマートフォンを掲げる大勢のファンに後押しされ、大谷はマウンドに上がった。

1回表、パドレスの1番打者タティスと対戦。復帰を祝うスタンディングオベーションとともに、観客は総立ちだった。スター選手同士の対戦が終わるまで、ファンは立ったまま見ていた。

2人目以降は通常の観戦スタイルに戻ったが、1イニングを2安打1失点で自軍ベンチに戻ろうとしていた大谷に対して、再び総立ちのスタンディングオベーションが起こった。

ドジャースタジアム初登板。エンゼルスからドジャースに移籍後、初のリアル二刀流（投打同時出場）でプレーした。「1番DH」ですぐに打席が回ってくるため、投球を終えた大谷はベンチの中には入らず、フィールド上で肘当てやすね当ての装着で準備。1打席目に向かうまで、二刀流の一挙手一投足に満員のスタジアムが沸いた。