デラクルスが4試合連発の16号2ラン レッズで23歳以下の4戦連続弾は41年ぶり4人目
<タイガース4-8レッズ>◇15日(日本時間16日)◇コメリカパーク
レッズの怪物エリー・デラクルス内野手(23)が、4試合連続となる16号2ランを放った。
敵地でのタイガース戦に「3番DH」で出場し、6-4の9回2死一塁で救援右腕ハニフィーの初球シンカーを捉え、逆方向の左翼席に運んだ。この日は4回に内野安打、8回には適時打を放って5打数3安打3打点で逆転勝利に貢献。今季打率2割7分3厘、16本塁打、50打点、OPS,850となった。
デラクルスは11日のガーディアンズ戦で9試合ぶりの13号ソロ、13日のタイガース戦で14号ソロを放ち、前日には自身初の3試合連続となる15号ソロをマークしていた。MLB公式サイトによると、23歳以下の選手による4試合連続本塁打は、レッズでは84年エリク・デービス以来、41年ぶり4人目だという。打撃好調の要因に「アプローチは変わっていない。打席ではいつもゲームプランを意識して、その通りにやろうとしているだけ」と話した。
これでレッズは3カード連続で勝ち越し、ここ9試合で7勝目。今季37勝35敗でカージナルスと並んで地区3位となった。8回に勝ち越し打を放った元ドジャースのギャビン・ラックス内野手(27)は「このチームはプレーオフにいける力がある。そのためのピースはそろっている。クラブハウスの誰もがそう信じている。あとはそれをやるだけ」と言葉に力を込めた。