イマノル・アルグアシル監督(2024年5月撮影)

元レアル・ソシエダード監督のイマノル・アルグアシル氏(53)がサウジアラビアのアルシャバブとの契約を締結したと、スペイン紙ノティシアス・デ・ギプスコア電子版が15日に報じた。

アルグアシル氏は今季のスペインリーグを11位という不本意な成績で終え、6季ぶりに欧州カップ戦出場権獲得に失敗。これを受け、約6年半務めたRソシエダード監督を退任する決断を4月下旬に下した。

その後、セビリア監督就任に大きく近づいたものの交渉決裂。最終的に先月上旬にアルシャバブから受けていた2年契約のオファーを承諾したとのことだ。

また、現地のジャーナリストが自身のX(旧ツイッター)に、アルグアシル氏が先週クラブの施設を訪れた写真とともに、「スペイン人監督イマノル・アルグアシルがアルシャバブの監督として正式に契約を結んだ」と掲載しているため、正式発表は時間の問題になりそうだ。

アルシャバブは1947年にサウジアラビアの首都リヤドで創設されたクラブ。これまでにリーグ戦6回、カップ戦3回、スーパーカップなどのタイトルを獲得した。今季はサウジアラビアリーグを6位で終了。チームにはかつてアトレチコ・マドリードで活躍したベルギー代表FWヤニック・カラスコが所属している。

(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 元Rソシエダード監督アルグアシル氏、サウジアラビアのアルシャバブと契約締結とスペイン紙報道