【クラブW杯】バイエルン「10-0」史上最大差勝利 アマ軍団のオークランドCをボコボコ
<クラブW杯:バイエルン・ミュンヘン10-0オークランド・シティー>◇15日(日本時間16日)◇1次リーグC組◇第1節◇シンシナティ
FIFAクラブワールドカップ(W杯)米国大会で15日、1次リーグC組のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はオークランド・シティー(ニュージーランド)に10-0で大勝した。
前半6分にFWコマンが今大会の第1号ゴールを決め、チームは前半だけで6得点。後半も途中出場のMFムシアラのハットトリックなどで4得点を奪った。
ドイツ王者Bミュンヘンが、唯一のアマチュアチームとしての参加となったオセアニア代表のオークランドCに力の違いを見せた。前半6分に左CKからDFターが頭で折り返したボールをコマンが頭で合わせて先制。14日のアルアハリ-マイアミの開幕戦は0-0だったため、これが今大会の第1号ゴールとなった。
同18分にもDFボエが右足で蹴り込んで追加点。その後も攻撃の手を緩めず、FWオリースが2得点と活躍し、コマンもこの日2点目。今大会を最後に退団するFWミュラーにもゴールが生まれた。後半もけがから復帰したムシアラが右足で鮮やかなミドルシュートを決めるなどでハットトリックを達成。最後はミュラーが右足ジャンピングボレーで締めた。
10点差での勝利はクラブW杯史上最大差。
コンパニー監督は「ただ自分たちの仕事をしただけ。真剣にプレーし、やるべきことをやり遂げた」。男子代表チーム同士のW杯では、1954年のハンガリー9-0韓国、1974年のユーゴスラビア9-0ザイール、1982年のハンガリー10-1エルサルバドルの9点差が最大差となっている。