西武対阪神 阪神先発の才木(撮影・江口和貴)

<日本生命セ・パ交流戦:西武-阪神>◇10日◇ベルーナドーム

阪神才木浩人投手(26)が6回1死満塁のピンチをしのぎ、連続無失点を29回1/3に伸ばした。

2-0の6回、先頭の西川に中前打を打たれ、滝沢にも右前に運ばれて無死一、二塁。この試合で初めて西武打線に連打を許し、犠打で1死二、三塁と走者を進められた。4番ケビンを申告敬遠で歩かせ、1死満塁で打席に代打・中村剛を迎えた。

中村剛は歴代最多22本の満塁弾を誇る「満塁男」。球史に残る記録を更新し続ける強打者を、153キロの快速球で空振り三振に仕留めた。続く源田の右前への飛球は二塁の中野がランニングキャッチした。

6回を4安打無失点と好投し、7回から及川と交代。「ストレートで押せたことと、スライダーを有効的に使えたことがよかったと思います。今日は湿度がすごかったので、少しペース配分も考えながら投げました。最後のピンチもなんとか0点で粘れて、自分の仕事はできたかなと思います」と振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】才木浩人が満塁でおかわり斬り、153キロ速球で空振り三振 連続無失点29回1/3に