【巨人】宮本慎也氏、1軍再昇格の坂本勇人へ期待「阿部監督とも話をさせてもらったんですけど」
元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が、公式YouTube「解体慎書」を更新し、1軍に再昇格した巨人坂本勇人内野手(36)に言及した。
今季は打撃不振で4月15日に出場選手登録を抹消。岡本和真内野手(28)の離脱により5月7日に緊急昇格したが、同12日に再び2軍に降格していた。ファームでは打撃フォームを見つめ直し、6日のオイシックスとの2軍戦では第3打席に今季初本塁打。復調をアピールし1軍の舞台に帰ってきた。
この日、1軍再昇格した坂本はソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)に、「7番三塁」でスタメン出場。宮本氏は「これは阿部監督とも話をさせてもらったんですけど、本人がおそらく『いけます。準備はしました』というところだと思う。今日の試合から注目してみていきたい。実際にファームに落ちる前に見ていた感じと、今回上がってきて改善されているのか」と話した。
つづけて「ただ、普通に活躍すれば、とびっきり活躍しなくても、普通にやってくれれば、ジャイアンツにとっては大きな戦力になる。2軍で打つ打たないよりも、本人が感覚的にどれだけ戻っているかという方が重要。前は本当に慌てて(1軍に)上げられて、まだ整理できていないところだったと思うので、今回はそういうことがないだろう」と語った。
試合前時点で4位に沈む巨人の戦い方については「一緒だと思う。丸が(1軍に)上がってきて、楽天との2試合で打ったので。丸が打ってくれると、前よりは幾分点が取れると思う。本当に坂本の内容による」と分析した。