DeNA対日本ハム 9回裏DeNAに追いつかれ、厳しい表情の新庄監督(撮影・浅見桂子)

<日本生命セ・パ交流戦:DeNA5-4日本ハム>◇8日◇横浜

日本ハムが延長戦でサヨナラ負けを喫し、交流戦で2カード連続の負け越しとなった。

打線は0-1の5回1死、完全投球で封じられていたDeNA石田裕から、フランミル・レイエス外野手(29)と万波中正外野手(25)が、ともに12号の2者連続アーチで逆転。3-1の6回にもレイエスの適時二塁打で1点を追加した。 先発の金村尚真投手(24)は、6回に牧と佐野に2者連続のソロを許し、4-3の7回から継投策。2番手の玉井大翔投手(32)、3番手の孫易磊(スン・イーレイ)投手(20)が、それぞれ3者凡退に封じ、9回は守護神の田中正義投手(30)に託した。

だが、田中は安打と四球で1死一、二塁とすると、宮崎に同点打を浴びた。その後の1死満塁の大ピンチは併殺で切り抜け、延長戦に突入した。

10回は2死一、二塁の好機を逃すと、5番手の宮西尚生投手(40)が、先頭京田に二塁打を献上。申告敬遠などで1死満塁となり、三森にサヨナラの右前打を浴びた。

これで交流戦は阪神戦に続いて1勝2敗でカード負け越し。この日はパ・リーグが全球団敗れたため、2位オリックスとのゲーム差は2・5のままとなった。

勝てば04年に北海道に本拠地を移してから節目の1500勝だったが、10日からの本拠地エスコンフィールドでのヤクルト戦に持ち越しとなった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】痛恨サヨナラ負けで本拠地移転後1500勝ならず パ全敗で2位とのゲーム差は維持