フランコ・マスタントゥオーノ(ロイター)

レアル・マドリードがリバープレートの若きアルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノ(17)を獲得することが決定的になったと、スペイン紙アス電子版が6日に報じた。

パリ・サンジェルマンがマスタントゥオーノ獲得に尽力する中、同紙によるとRマドリードは契約解除金と手数料で合計約4600万ユーロ(約73億6000万円)を支払うことでリバープレートと合意したという。

マスタントゥオーノは当初、リベルタドーレス杯を戦うため、12月までアルゼンチンに残る可能性があった。しかし、最終的にリバープレートの一員として来週開幕するクラブワールドカップに参加した後、8月にRマドリードへ合流するとのことだ。

契約期間は31年までの6年になる見込みで、メディカルチェックを問題なくパスした場合、来週中に正式発表される予定と同紙は伝えている。

マスタントゥオーノは現在、アルゼンチンサッカー界で最も注目を集める選手。17歳295日で6日に行われたワールドカップ予選のチリ戦に出場し、同国史上の公式戦最年少デビュー記録を樹立した。

親善試合を含めた場合のアルゼンチン代表の最年少デビュー記録は、マラドーナの16歳3カ月28日となっている。

(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 レアル、17歳アルゼンチン代表MFを獲得へ 移籍金約73億円で来週にも正式発表予定