梨田昌孝氏「太陽みたいな方」長嶋茂雄さんへの思い「長嶋さんが大好きで野球やるきっかけに」
<日本生命セ・パ交流戦:楽天-DeNA>◇5日◇福島・ヨーク開成山スタジアム
元楽天監督の梨田昌孝氏(71=日刊スポーツ評論家)が、「NHKBS」で中継された楽天-DeNA戦の解説を元DeNA監督の中畑清氏(71)とともに務め、3日に亡くなった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんへの思いを語った。
梨田氏は「僕は島根県の浜田の出身なんですけど、テレビだと巨人戦しかやってなくてですね、長嶋さんが大好きで野球をやるきっかけになったと言いますかね、長嶋さんがサードを守っているから野球をして、三塁手になろうと思って野球を始めたんです」と長嶋さんの影響で野球を始めたことを明かした。
梨田氏は中学で野球部に入部したが、監督から「背の高い順に並べ」と言われ、一番高い人は投手、2番目は投手と三塁手に決定。3番目だった梨田氏は捕手と指名されたという。梨田氏は「ちょっとショックだったんですよね」と吐露。「この顔で(捕手の)マスクをつけるのはもったいない感じがして」とジョークを交えながら話した。
梨田氏は「(現役時代は)近鉄というチームで、(巨人が所属する)セントラルとは縁がなかったんですけど、オープン戦で会った時なんかに、ホームランを打ったりすると、三塁を回った時に『ナイスバッティング』『いいね』とか、そういう言葉を掛けてもらって、すごく自信になったというね。本当に太陽みたいな方でね、もう大好きでした」と思いを語った。