神宮球場のスコアボードの上に長嶋茂雄さん死去で半旗が掲げられた(撮影・柴田隆二)

<東京6大学野球:明大5-6早大>◇優勝決定戦◇4日◇神宮

3日に逝去した故長嶋茂雄さんの母校の立大ナインが、閉会式に喪章を付けて臨んだ。早大-明大の春季リーグ戦優勝決定戦後に行われ、選手たちが長嶋さんに弔意を示した。前日の長嶋さんの訃報を受けて、東京6大学野球連盟へユニホームの右肩に喪章を付けて行進することを伝えた。

閉会式でグラウンドに集まると、6大学の選手、関係者が一斉に黙とうをささげた。

木村泰雄監督は「日本野球界の至宝長嶋茂雄さんの原点である立教大学野球部。偉大な功績と熱い思いは今も現役部員に引き継がれております。2017年春季リーグから遠ざかっている優勝、日本一、あの栄光を再びご報告できるよう部員一同邁進してまいります。長嶋先輩、本当にありがとうございました。どうか安らかにお眠りください」(原文ママ)と追悼のコメントを寄せていた。

この日の優勝決定戦は国旗、連盟旗、各大学旗のすべて半旗にして開催した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 3日に逝去した故長嶋茂雄さんしのび…立大ナインが喪章を付けて東京6大学野球の閉会式に