C大阪のエンブレム旗(2023年3月18日撮影)

セレッソ大阪は4日、タイ1部ブリラムに所属していたマレーシア代表DFディオン・クールズ(29)の完全移籍による獲得を正式発表した。背番号は27。

5日からのアジア杯予選のマレーシア代表に選出されており、活動後に正式にC大阪への合流となる。

アーサー・パパス監督(45)のブリラム時代の教え子になり、半年前からリストアップして獲得を目指していた。

クラブを通じて「日本、そして大阪に来ることができてうれしく思っていますし、このようなチャンスをいただいてとても感謝しています。全力を尽くし、数多くの勝利を皆さんに届けて、目標を成し遂げられるように頑張っていきます」などとコメント。

185センチ、77キロの大型右サイドバックで、右MFやセンターバックなど複数の位置をこなせる。マレーシアはJリーグ提携国枠でもあり、外国籍扱いされない。

ベルギー人の父とマレーシア人の母を持つクールズは、ベルギーの年代別代表を経て21年にマレーシア代表デビュー。24-25年シーズンはブリラムでリーグ戦27試合2得点の成績を残し、史上初の4連覇に貢献。ACLEでは全11試合に先発してベスト8に導いた。

また、韓国Kリーグ大邱FCからMF吉野恭平(30)の完全移籍も発表。サンフレッチェ広島や京都サンガなどにも在籍し、年代別日本代表の経験もあるボランチ。背番号は35。

◆ディオン・クールズ 1996年6月4日、マレーシア生まれ。幼少の頃にベルギーへ移り、同国のアンデルレヒトの下部組織などで育ち、14年に同国1部ルーベンとプロ契約。その後はデンマークやチェコでプレーし、23年1月にブリラムへ移籍。185センチ、77キロ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【C大阪】マレーシア代表大型右SBクールズの獲得を正式発表、韓国からMF吉野恭平も獲得