楽天対DeNA 厳しい表情で戦況を見つめる楽天三木監督(左)(撮影・宮地輝)

<日本生命セ・パ交流戦:楽天3-6DeNA>◇3日◇楽天モバイルパーク

楽天が交流戦初戦を落とした。18年(20年はコロナ禍で中止)から続く黒星スタートは継続となった。

ドラフト1位の宗山塁内野手(22)が気を吐いた。0-1の2回1死二、三塁、DeNA東の8球目、スライダーにうまく合わせ同点の中犠飛。1-2の4回2死一、三塁では右前適時打を運んで再び同点とした。自身初の交流戦でセ・リーグを代表する左腕から2打点を挙げた。

4点を追う7回は2死走者なしから代打阿部寿樹内野手(35)、辰己涼介外野手(28)が連打でつなぎ、小森航大郎内野手(22)がこの日2安打目となる右前適時打を放つ意地を見せた。

投げては先発ミゲル・ヤフーレ投手(27)が、5回途中6安打4四球4失点(自責3)で降板した。2-2の5回2死満塁から筒香に押し出し四球で決勝点を献上。2番手今野龍太投手(30)も続く度会に押し出し四球を与え、回またぎとなった6回には佐野に2ランを被弾した。

この一戦は午後6時開始予定だったが、降雨の影響で1時間遅れの同7時にスタートした。

楽天は昨季の交流戦で黒星発進ながら13勝5敗と大きく勝ち越し、初優勝を飾っている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】交流戦初戦に敗れ、18年から続く黒星スタート継続 三木肇監督「締まりのない試合」