26年W杯北中米大会アジア最終予選オーストラリア代表戦に向けた練習に臨む日本代表DF鈴木淳之介(撮影・佐藤成)

【パース(オーストラリア)3日=佐藤成】日本代表が26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選オーストラリア代表戦(5日)に向けて27人全員で調整した。

日本代表に初招集されたDF鈴木淳之介(21)が全体練習に合流した。前日はJ1開催の影響で到着が遅れ、宿舎で調整。この日からチームに加わり、練習に参加した。

もともと中盤を主戦場とするが、昨年途中から湘南で3バックの左に抜てきされ、レギュラーに。1年足らずで日本代表まで駆け上がった。「いつもと違う環境で、いつもと違う内容ですごく楽しいです」と笑顔を見せた。

日本サッカー界で最高峰の場所。トップレベルのプレー環境に「レベル高いですし、簡単なミスをしないですし、これが日本代表かという感じです」と驚いた。

それでも「ピッチは入ったら関係ないので、やるだけ」と臆するつもりはない。元ボランチらしく、ボールの持ち運びや左右両端から繰り広げる展開力、縦パスなどが魅力だ。「まず守備で自分のところに穴を作らない上で、ボールを持ったときに何ができるか。そういうところをやっていきたい」と武器を発揮し、代表定着を目指す。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本代表】初選出の鈴木淳之介「レベル高い。これが日本代表か」持ち味発揮で定着目指す